更新日:2023年6月5日
全国トップクラスの周産期医療の現状と「安心して出産できるまち・都城」を紹介します。
令和2年における周産期死亡率の全国平均は3.2‰(パーミル)であるのに対して、都城圏域では1.3‰と全国平均を下回っています。
※パーミル(‰):1000分の1を1とする単位
令和2年における周産期死亡率
都城圏域 | 全国 | |
死亡率の平均 | 1.3‰ | 3.2‰ |
宮崎大学には、三次医療施設となる総合周産期母子医療センターが設置され、より高度な医療技術で産科医療施設の支援体制を強化しています。
都城医療センターには、二次医療施設となる地域周産期母子医療センターが設置され、ハイリスクな妊産婦の対応を行います。
なお、都城医療センターには、6床のNICUと12床のGCUが整備されています。
※NICU:新生児集中治療管理室
GCU:新生児回復室
一次医療施設から三次医療施設までが連携し、周産期の母子を守る体制が整っています。
本市を中心とした都城圏域では、宮崎大学との地域医療の連携のほかに、一次医療施設と二次医療施設の連携を強化する、全国初の「分娩時医療情報ネットワークシステム」を構築しました。
これは、一次医療施設と二次医療施設をインターネット回線で結び、「胎児心拍数モニタリング」をリアルタイムで共有しています。
このシステムの導入によって、より具体的な相談や連絡が取りやすくなり、迅速な判断や、異常時の連携と搬送ができる医療体制となりました。